海外の学校で子どもが困ったとき、まず誰に相談する?|先生・友達・親の役割

海外の学校で、子どもが困ったときに先生・友達・親へ相談している場面 ドゥマゲッティ留学

海外の学校で子どもが困ったとき、誰に相談する?

親子留学で海外の学校に通い始めると、子どもが困る場面は必ずしも授業だけとは限りません。

先生の説明が分からない。

友達とのやり取りで困った。

持ち物や学校生活のルールが分からない。

体調が少し悪い。

次に何をすればいいのか分からない。

日本の学校なら、ある程度は親も学校の仕組みを知っています。しかし海外では、親自身も学校の流れをすべて理解しているとは限りません。

だからこそ大切になるのが、「困ったときに誰へ相談するか」をあらかじめ考えておくことです。

最初に考えたいのは「自分で解決する」ことではない

子どもに「自分で何とかしなさい」と言うだけでは、海外の学校生活はなかなか乗り切れません。

大切なのは、自分一人で全部解決することではなく、

「困った」

「誰に相談すればいい?」

「助けを求める」

という流れを身につけることです。

これは英語力とは少し違う力です。

英語が完璧ではなくても、先生に「分かりません」と伝えたり、友達に聞いたり、親に状況を説明したりすることができれば、困った状態から抜け出せる可能性があります。

相談先① まずは先生に相談する場面

授業の内容が分からない、課題の意味が分からない、学校生活のルールが分からない。

このような学校の中で起きている問題なら、まず先生に相談することが基本になります。

子どもによっては、

「先生に聞くのが恥ずかしい」

「英語で説明できない」

「間違っていたらどうしよう」

と感じることもあります。

そのため、親が「先生に聞けばいい」と言うだけではなく、普段から簡単な言葉で助けを求める練習をしておくことも大切です。

「もう一度お願いします」

「分かりません」

「教えてください」

といった短い表現でも、最初の一歩になります。

海外の学校では、子ども自身が先生に助けを求めることも大切な経験になります。

「分かりません」と伝えるだけでなく、先生にお願いしたり、必要なサポートを求めたりする力も少しずつ育っていきます。

海外の学校で子どもが先生にお願いするときの考え方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

DEEC 「海外の学校で「先生にお願いする」ことはできる?|子どもが助けを求める力」  も参考にしてください。

相談先② 友達に聞けることもある

学校生活のすべてを先生に聞く必要があるわけではありません。

教室の移動場所や休み時間の過ごし方、持ち物の確認など、友達に聞いたほうが自然な場面もあります。

海外の学校では、こうした小さなやり取りを通して子ども同士の関係ができていくこともあります。

DEEC 海外の学校で友達と意見が合わないとき、相手の考えを聞きながら違いを学ぶことについては、こちらの記事も参考にしてください。

👉 海外の学校で友達との意見が合わないとき|違いを学ぶ学校生活

もちろん、すべての子どもが最初から積極的に友達へ聞けるわけではありません。

だからこそ、「友達に聞けたかどうか」だけで子どもの適応を判断する必要はありません。

少しずつ、

「この子に聞いてみよう」

と思える相手ができることも、学校生活への適応の一つです。

相談先③ 親に話していいこともある

子どもに自立してほしいからといって、親に相談することまで我慢させる必要はありません。

学校で嫌なことがあった。

先生とのやり取りがうまくいかなかった。

友達との関係で悩んでいる。

何となく学校へ行きたくない。

こうした問題は、子どもだけで抱え込ませないほうがよい場合もあります。

親はすべてを解決する人というより、「一緒に整理する人」と考えると分かりやすいでしょう。

子どもの話を聞き、

「それなら先生に相談してみようか」

「明日、もう一度確認してみよう」

と、次の行動を一緒に考えます。

海外の学校で、子どもが先生や友達、親に相談している様子

親がすぐに学校へ行く必要はない

子どもから相談されたとき、親としてはすぐ学校へ確認したくなることもあります。

しかし、すべての問題を親が先回りして解決すると、子ども自身が相談する経験を失ってしまうことがあります。

もちろん、安全や健康に関わること、いじめなど重大な問題については、親が学校へ相談することが必要です。

一方で、小さな困りごとについては、

「あなたはどうしたい?」

「誰に聞いたら分かりそう?」

と子どもに考えてもらうこともできます。

親が一歩引いて見守ることで、子ども自身の判断力が育つ場合もあります。

困ったときの相談先を出発前に考えておく

親子留学では、実際に困ってから考えるより、出発前に相談先を整理しておくと安心です。

例えば、

・担任の先生
・学校のスタッフ
・友達
・親
・留学サポートをする現地の人
・緊急時の連絡先

などです。

特に親としては、「学校で困ったら誰に連絡すればいいのか」を事前に確認しておきたいところです。

学校によって連絡方法や担当者は違うため、実際に通う学校へ確認しておくことが大切です。

子どもに身につけてほしいのは「助けを求める力」

親子留学で大切なのは、子どもが何でも一人でできるようになることではありません。

困ったときに、

「困っています」

「分かりません」

「助けてください」

と伝えられること。

そして、

「誰に相談すればいいのか」

を少しずつ自分で考えられることです。

これは海外留学だけで必要になる力ではありません。

日本に帰ってからも、学校生活や友達関係、将来の仕事など、さまざまな場面で役立つ力になります。

親子留学は「困らない経験」ではなく「困ったときの対応を学ぶ経験」

親としては、子どもが海外で困らないようにしてあげたいと思うものです。

しかし、海外生活では日本とは違う環境に入る以上、多少の「分からない」「困った」は自然なことです。

大切なのは、困らないことだけではありません。

困ったときに、誰かに相談する。

助けてもらう。

自分でも次の行動を考える。

DEEC 海外の学校で、子どもが少しずつ自分の考えや意見を伝えられるようになる過程については、こちらの記事も参考にしてください。

👉 海外の学校で子どもが自分の意見を言うまで|小さな発言から始まる変化

そうした経験を積むことも、親子留学の価値の一つです。

DEECが考える「選択肢教育」も、単に英語を身につけることだけを目的にしているわけではありません。

知らない環境の中で、自分で考え、必要なときには人に助けを求めながら、一歩ずつ進んでいく。

海外での学校生活は、そうした力を実際の生活の中で経験する機会にもなります。

親はすべてを先回りして解決するのではなく、子どもが困ったときに戻ってこられる場所として見守る。

その距離感を考えておくことも、親子留学の大切な準備です。

海外で困ったときに自分で考え、必要なときには人に助けを求める経験は、留学中だけで終わるものではありません。

日本に帰ってからの学校生活や友達関係、そして将来の選択肢にもつながっていく力です。

DEEC親子留学の本当の価値は帰国後にある?|子どもの視野と選択肢が広がる理由  も、ぜひ参考にしてください。

あわせて読みたい↓

親子留学で先生との距離は近い?海外の学校で子どもが学ぶ環境
親子留学では、学校の授業内容だけでなく「先生と子どもの関係」も気になるポイントです。先生との距離感やコミュニケーション、子どもが困ったときの相談など、海外の学校環境を見るときに保護者が確認しておきたいことを紹介します。


外部公式リンク↓

Foundation Preparatory Academy | FoundationU
The FPA curriculum focuses on developing academic, social, emotional, and physical competencies, and provides a dynamic …


お問い合わせ↓

09 お問い合わせフォーム
無料相談・お問い合わせDEECでは、親子留学や子ども単独留学について、気軽にご相談いただけます。まだ具体的に決まっていなくても大丈夫です。まずはお気軽にメッセージをお送りください。まずは、気軽にご相談ください「留学について話を聞いてみたい」…

親子留学マンガ  第17話|先生に聞いてみた!

海外の学校で分からないことがあった子どもが、先生に「Can you help me, please?(キャン ユー ヘルプ ミー プリーズ?/手伝ってもらえますか?)」と尋ね、友達にも相談しながら問題を解決していく様子を描いた縦長マンガ

DEEC英会話マンガまとめ一覧を見る →

タイトルとURLをコピーしました