「親子留学って、結局いくらかかるんだろう?」
これは、親子留学を考え始めたご家庭なら、かなり早い段階で気になることだと思います。
ただ、親子留学の費用を考えるときに、最初から「月いくら?」だけを見てしまうと、後から必要になるお金を見落としやすくなります。
学校に支払う授業料。
入学金や教材費。
住む場所の費用。
食費や交通費。
日本からフィリピンへ移動する航空券。
そして、せっかく海外で暮らすなら、子どもと一緒に経験したい体験や活動にもお金がかかります。
この記事で分かること
親子留学の費用は、学校に支払うお金だけではありません。
学費、住まい、食費、交通費、航空券、保険、現地での活動など、実際に親子で生活するために必要になる費用をまとめて考える必要があります。
この記事では、それぞれの費用を一つずつ確認しながら、「何にお金がかかるのか」「どこまで準備しておけばよいのか」を整理していきます。
最初から正確な総額を決めるのではなく、まず必要な費用の全体像を把握することから始めてみてください。
つまり、親子留学の費用は「学費」ではなく、留学期間全体に必要なお金として考えたほうが、実際の予算に近づきます。
親子留学の費用は「学費だけ」で考えない
まず最初に覚えておきたいのは、親子留学の費用にはいくつかの大きなグループがあるということです。
| 費用のグループ | 主な内容 |
|---|---|
| 学校関連費 | 授業料、入学金、教材費、制服、施設関連費など |
| 生活関連費 | 住居費、食費、交通費、通信費、日用品など |
| 渡航関連費 | 航空券、空港までの交通費、現地までの移動費など |
| 教育・体験関連費 | 書籍、スポーツ、自然体験、地域での活動など |
| 予備費 | 予定外の移動、医療、買い足しなど |
このように分けて考えるだけでも、「学校に払うお金以外にも、いろいろあるんだな」と見えてきます。
ここから先は、これらを「一度だけ必要なお金」と「滞在中に繰り返し必要なお金」に分けて考えると、さらに整理しやすくなります。
一度だけ必要になりやすい費用
航空券、入学金、登録関連費、教材費、渡航前の準備費用などです。
滞在中に繰り返し必要になる費用
住居費、食費、交通費、通信費、日用品などです。
この2つを分けて考えておくと、「最初にいくら必要なのか」と「毎月どのくらい必要なのか」を別々に考えられるため、家族の予算を組みやすくなります。
JASSOも、留学に必要な資金として学費、生活費、渡航関係費などを挙げており、国・地域、学校、生活スタイルなどによって必要な金額が変わると説明しています。
親子留学でも、同じ考え方で「自分たちの場合は何が必要なのか」を一つずつ確認していくことが大切です。
まず確認したい「学校に払うお金」
最初に確認したいのは、もちろん学校関連の費用です。
ただし、「授業料はいくらですか?」だけでは十分ではありません。
学校によって料金に含まれるもの、別途必要になるものが違う可能性があるからです。
授業料
基本となるのが授業料です。
授業時間、授業内容、対象年齢、学習形態などによって条件が変わるため、単純に金額だけを比較するのではなく、何が授業料に含まれているのかを確認します。
入学金・登録関連費
入学時に一度だけ必要になる費用がないか確認します。
月額だけを見ていると、こうした初期費用を忘れてしまうことがあります。
教材費
教科書や教材、学習用品などが別料金なのか、授業料に含まれているのかを確認します。
制服など
学校によっては制服や指定用品が必要になる場合があります。
制服そのものだけでなく、靴、バッグ、体育用品など、学校生活に必要なものがあるかも確認しておくと安心です。
施設関連費
施設費、登録費、学校設備の利用に関する費用などが別に設定されていないか確認します。
課外活動費
学校行事や課外活動、遠足などで別途費用が必要になるケースもあります。
「学校に通うための基本料金」と「学校生活の中で追加される費用」を分けて考えると分かりやすくなります。
スクールバスなどの交通費
学校までの送迎が必要な場合は、スクールバスなどの費用も確認します。
学校の料金表を見るときは、「この金額ですべてなのか、それとも別途必要な項目があるのか」を確認することがポイントです。
学校以外にかかる費用
親子留学で意外と重要なのが、学校以外の生活費です。
学校にいる時間よりも長い時間を、家族は生活の中で過ごします。
そのため、住居費や食費、交通費なども、留学全体の予算として考える必要があります。
ドゥマゲッティで実際にどのような生活費がかかるのかを詳しく知りたい方は、
「ドゥマゲッティ親子留学の生活費|日本と比べる前に知っておきたい費用」
も参考にしてください。
住居費
滞在する部屋や家の費用です。
家賃だけでなく、光熱費、水道代、インターネットなどが含まれているのか、別途なのかも確認します。
食費
毎日の食事にかかる費用です。
自炊中心なのか、外食を利用するのか、学校で食事が提供されるのかによっても変わります。
交通費
学校への通学だけでなく、買い物、病院、外食、休日のお出かけなどにも交通費が発生します。
学校と住居の距離は、生活費を考えるうえでも確認しておきたいポイントです。
通信費
スマートフォンの通信、SIM、インターネットなどの費用もあります。
日用品
洗剤、トイレットペーパー、飲料水、衛生用品、子どもの生活用品など、細かい出費も積み重なります。
医療・保険関連
海外で生活する以上、保険についても事前に確認しておきたいところです。
保険料だけを見るのではなく、どのような場合に補償されるのか、家族全員が対象なのかなど、内容まで確認します。
渡航前に必要なお金
現地に着いてから必要になる費用だけを計算していると、予算を少なく見積もってしまうことがあります。
日本を出発する前から、いくつかのお金が必要になります。
航空券
日本からフィリピンまでの航空券です。
家族全員分が必要になるため、人数分として考えます。
空港までの交通費
自宅から日本の空港までの交通費も忘れやすい項目です。
新幹線、電車、バス、タクシー、国内線など、出発地によって大きく変わります。
現地までの移動費
フィリピンに到着してから、最終的な滞在先まで移動する費用も確認しておきます。
特にドゥマゲッティのように、日本から直行するのではなく、他の都市を経由する場合は、乗り継ぎを含めた全体の移動費として考えることが大切です。
その他の渡航関連費用
渡航条件や滞在期間によって必要になる手続き、書類、保険、健康診断などがないか確認します。
ここは時期や条件によって変わる可能性があるため、最新の公式情報を確認することをおすすめします。
毎月ではなく「滞在期間全体」で考える
親子留学の費用を考えるとき、つい「1か月いくら?」という数字を中心に考えてしまいます。
もちろん月額は重要です。
ただ、それだけでは本当の予算は見えてきません。
たとえば、1か月の滞在と6か月の滞在では、当然ながら必要になる総額が違います。
| 滞在期間 | 考え方 |
|---|---|
| 1か月 | 初期費用+1か月分の生活費+往復渡航費など |
| 3か月 | 初期費用+3か月分の生活費+渡航費など |
| 6か月 | 初期費用+6か月分の生活費+渡航費など |
| 1年間 | 初期費用+年間生活費+渡航費など |
ここで大切なのは、単純に「月額×月数」だけで計算しないことです。
入学時に一度だけ必要な費用。
毎月発生する費用。
滞在中に時々発生する費用。
最初と最後に必要になる渡航費。
こうした費用を分けると、全体像が見えやすくなります。
実際に予算を組むときは、まず「滞在期間」を決め、その期間に合わせて費用を積み上げていくと分かりやすくなります。
たとえば、
「最初に必要な費用」+「毎月必要な生活費」×「滞在月数」+「滞在中に必要になる費用」+「予備費」
というように分けて考えると、「毎月いくら」という数字だけでは見えなかった総額を把握しやすくなります。
もちろん、実際の金額は家族構成、学校、住まい、生活スタイル、滞在期間などによって変わります。大切なのは、最初から一つの金額を決めることではなく、自分たちの家庭に必要な項目を一つずつ確認していくことです。
親子留学の費用を考えるときは、月額だけでなく、滞在期間や家族構成、学校、住まいなどを合わせて考えることが大切です。
短期・中期・長期それぞれの滞在期間について、どのように考えればよいか詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
「親子留学の期間、どれくらいがベスト?ドゥマゲッティで考える滞在期間」 も参考にしてください。
セブとドゥマゲッティを比較するときに忘れやすい費用
セブとドゥマゲッティを比較するとき、「どちらの学費が安いか」だけで決めるのはおすすめできません。
実際には、学校の場所や生活環境によって、別の費用も変わってくるからです。
例えば、次のような項目です。
| 確認項目 | 考えたいこと |
|---|---|
| 学校までの距離 | 毎日の通学時間と交通費 |
| 住居 | 学校に近い住居を選ぶかどうか |
| 交通 | 毎日の移動にどの程度必要か |
| 生活費 | 食費・日用品などの日常支出 |
| 学校外の時間 | 子どもとの活動や体験に使える時間 |
| 体験費 | 自然体験、スポーツ、地域活動など |
例えば、学校の授業料だけを比較して「こちらのほうが安い」と考えても、住居や交通、生活スタイルまで変われば、家族全体の支出は違ってくる可能性があります。
だからこそ、セブとドゥマゲッティを比較するときは、「学費」ではなく「家族が実際に生活するための総額」で考えることが大切です。
つまり、留学先を決める前に「学費はいくらか」だけを見るのではなく、学校と住まいの距離、毎日の移動、食事、休日の過ごし方なども含めて、自分たちの生活をイメージしてみることが大切です。
同じ期間の親子留学でも、どこに住み、どのように移動し、どのような生活をするかによって、必要になる費用は変わります。
「安い留学先を探す」というより、「自分たちの家族にとって、無理なく続けられる費用と生活の組み合わせを探す」という考え方で比較すると、留学先を選びやすくなります。

親子留学の費用チェックリスト
ここまでの内容を、実際に予算を考えるときに使える形にまとめてみます。
学校関連
□ 授業料
□ 入学金・登録関連費
□ 教材費
□ 制服・指定用品
□ 施設関連費
□ 課外活動費
□ スクールバスなどの交通費
生活関連
□ 住居費
□ 光熱費・水道費
□ 食費
□ 交通費
□ 通信費
□ 日用品
□ 医療費
□ 海外旅行保険などの保険関連費
□ その他の生活費
渡航関連
□ 日本国内の空港までの交通費
□ 国際線航空券
□ フィリピン国内の乗り継ぎ交通費
□ 現地空港から滞在先までの交通費
□ 必要な渡航関連費用
教育・体験関連
□ 書籍・学習用品
□ スポーツ
□ 自然体験
□ 地域での体験
□ 親子での活動
□ 留学後の学習費
最後に「予備費」も考える
□ 予定外の交通費
□ 急な買い物
□ 医療関連の支出
□ 予定変更による追加費用
このチェックリストを使って一つずつ確認していくと、「何にお金がかかるのか」が見えやすくなります。
そのうえで、家族で「ここまでは準備できる」「ここは余裕を持っておきたい」というラインを決めておくと、学校や住まい、滞在期間を選ぶときにも判断しやすくなります。
大切なのは、最安のプランを探すことではなく、家族が安心して親子留学を続けられる予算を考えることです。
このチェックリストを使って、一つずつ「必要」「不要」「確認中」に分けていくだけでも、予算はかなり整理しやすくなります。
教育費に「余白」を残しておく
親子留学の予算を考えるとき、すべてのお金を学校と生活費だけで使い切る計画にしないことも大切です。
海外で暮らしていると、子どもが興味を持ったものに出会うことがあります。
「やってみたい」と言い出すかもしれません。
現地のスポーツに参加してみる。
自然の中で遊ぶ。
本を買う。
親子でどこかへ出かける。
そうした経験も、親子留学の時間の一部です。
もちろん、すべてにお金を使う必要はありません。
ただ、最初から予算をギリギリまで固定してしまうより、子どもの興味や家族の予定に合わせて使える「余白」を残しておくほうが、生活に柔軟性が生まれます。
予備費は、何も起こらなければ使わないお金です。ただ、親子で海外生活をする場合には、最初からある程度の余裕を持っておくことで、予定外の出来事が起きたときにも落ち着いて対応しやすくなります。
また、予算に余白があると、子どもが「やってみたい」と思ったことに対して、すべてを費用だけで諦めるのではなく、家族で相談しながら選択できる余地も生まれます。
親子留学の予算は、ギリギリまで使い切る計画ではなく、少し余裕を残して考えておくことも大切です。
安いかどうかより「何にお金を使うか」
親子留学の費用について調べていると、「安い学校」「安い街」「安い生活費」という情報が気になると思います。
もちろん、家計にとって費用は重要です。
ただ、「安いこと」だけを目的にしてしまうと、家族にとって本当に必要なものまで削ってしまう可能性があります。
例えば、
学校にはしっかりお金をかけたい。
住居は子どもが落ち着いて過ごせる場所を優先したい。
交通費はできるだけ抑えたい。
その代わり、休日の自然体験には予算を使いたい。
という家庭もあるでしょう。
逆に、学校以外の活動をあまり増やさず、生活費を抑えながら長く滞在したい家庭もあるかもしれません。
大切なのは、どちらが正しいということではありません。
家族が何を大切にするかによって、お金の使い方は変わるということです。
親子留学では、費用を抑えることだけを目的にすると、「本当は子どもに経験させたかったこと」や「親子で過ごしたかった時間」まで削ってしまうことがあります。
たとえば、学校選びでは学費だけでなく、子どもが無理なく通えるか、住まいからの移動は負担にならないか、学校以外の時間をどのように過ごせるか、といったことも考える必要があります。
だからこそ、予算を決めるときは「できるだけ安くする」ではなく、「この予算で、親子留学を通して何を経験したいのか」まで一緒に考えてみてください。
費用について迷ったら、家庭ごとの条件で考える
「親子留学にはいくら必要ですか?」と聞かれても、実は一つの金額だけを答えるのは難しいものです。
子どもの人数。
親の人数。
滞在期間。
学校。
住居。
食事。
交通。
航空券。
生活スタイル。
何を体験したいか。
こうした条件によって、必要な費用は変わります。
そのため、インターネットで見つけた「親子留学は○万円」という数字を、そのまま自分の家庭に当てはめるのではなく、自分たちの場合は何にいくら必要なのかを一つずつ確認することが大切です。
まとめ|親子留学の費用は「総額」で考える
親子留学の費用を考えるとき、最初に見るのは学校の授業料かもしれません。
でも、実際の留学生活には、学校以外にもたくさんのお金が必要になります。
学校関連費。
住居費。
食費。
交通費。
通信費。
保険。
航空券。
現地での体験。
そして、予想していなかった出費に備えるための予備費。
これらを全部含めて、「留学期間全体でいくら必要なのか」を考えることが、親子留学の予算づくりでは重要です。
特に、セブとドゥマゲッティを比較するときも、「どちらが安いか」だけではなく、学校、住居、交通、生活、教育、体験まで含めて考えてみてください。
そして最後に、一番大切なのは「できるだけ安くすること」ではありません。
家族にとって大切なところにはお金を使い、必要のないところは抑える。
その家庭なりのバランスを見つけることです。
親子留学の費用は、単なる「出費」ではありません。
学校にどれだけ使うのか。
生活にどれだけ使うのか。
子どもの経験にどれだけ使うのか。
そして、家族がどんな時間を過ごしたいのか。
そこまで考えて初めて、「自分たちに合った親子留学の予算」が見えてくるのだと思います。
まずはこのチェックリストを使って、ご家庭に必要な項目を一つずつ書き出してみてください。
ここまで整理してみると、親子留学の費用は「○万円あれば大丈夫」と一つの数字だけで決めるものではないことが分かります。
子どもの人数や年齢。
滞在期間。
学校。
住まい。
家族の生活スタイル。
そして、親子でどんな経験をしたいのか。
こうした条件によって、ご家庭に必要な予算は変わります。
そのため、もし今、
「自分たちの場合は、実際にどのくらい必要なんだろう?」
「学校や住まいまで含めて考えると、どう整理すればいい?」
「まだ行くと決めていないけれど、費用感だけ知りたい」
という段階でしたら、無理に結論を出す必要はありません。
DEECでは、最初から留学を決めていただくのではなく、ご家族の条件や希望を伺いながら、学校・住まい・生活・滞在期間などを含めて、どんな選択肢があるのかを一緒に整理しています。
「いくらかかるか」だけではなく、「自分たちの家族なら、どんな親子留学ができるのか」から考えてみてください。
まずは情報を集めて、ご家庭に合った選択肢を考えるところから始めてみてください。
親子留学の費用は、学費だけでなく、現地での生活費や渡航費まで含めて家族全体で考えることが大切です。
ドゥマゲッティで親子留学をする場合に、学費・住居費・食費・交通費などを含めた費用全体の考え方を詳しく知りたい方は、
「ドゥマゲッティ留学は安いって本当?親子留学で知っておきたい費用の考え方」 も参考にしてください。
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