親子留学を考えているお母さんから、
「現地でママ友はできますか?」
と聞かれることがあります。
子どもが学校へ行くことについては、いろいろ調べていても、
「自分は誰と話すんだろう?」
「子どもが学校に行っている間、一人にならないかな?」
「何か困ったときに相談できる人はいるかな?」
と、自分自身のことが気になる方も少なくありません。
特に初めて海外で生活する場合は、子どもだけでなく、親も新しい環境に入ることになります。
学校のこと。
買い物のこと。
生活のこと。
子どものこと。
ちょっとした疑問を話せる人がいるだけで、気持ちが楽になることもあります。
では、実際にドゥマゲッティで親子留学をすると、どのように親同士のつながりが生まれるのでしょうか。
今回は、親子留学を考えている保護者の目線から、この「親同士のつながり」について考えてみます。
- 「ママ友ができるか」は、意外と大きな不安
- 親同士のつながりは「子ども」をきっかけに始まりやすい
- 学校の送り迎えがきっかけになることもある
- 英語が苦手でも、会話は始められる
- 日本人のママ友だけを探す必要もない
- フィリピン人の親と話すことで見えてくることもある
- 「ママ友が多ければいい」というわけではない
- 「毎日一緒に行動する友達」を作る必要もない
- 人間関係で疲れないことも大切
- 「一人でいること」と「孤立すること」は違う
- 親子留学では「子どもの友達」から親の交流が広がることもある
- 子ども同士の友達についてはこちらも参考に
- 「ママ友を作る」より「話せる人を増やす」と考える
- 親自身が楽しんでいる姿も子どもに伝わる
- 逆に、無理して人付き合いをする必要はない
- 「相談できる人」がいると海外生活の見え方が変わる
- 親子留学で人間関係を作ることも、海外経験の一部
- 「友達ができるか」より「自分から一歩出られるか」
「ママ友ができるか」は、意外と大きな不安
親子留学を考えるとき、多くの人は子どものことを心配します。
「英語が話せるかな」
「学校に馴染めるかな」
「友達ができるかな」
もちろん、それは大切なことです。
でも、親も同じように、
「自分は大丈夫かな」
という不安を抱えています。
日本であれば、近所のスーパーで買い物をしたり、学校の送り迎えをしたりする中で、自然と顔見知りができることがあります。
ところが海外へ行くと、
「誰に聞けばいいのか分からない」
という状態から始まります。
そのため、親子留学では子どもの人間関係だけでなく、親自身が安心して話せる人を作れるかということも、生活を考えるうえで無視できないポイントです。
親同士のつながりは「子ども」をきっかけに始まりやすい
海外で新しい友達を作ろうとすると、
「自分から積極的に話しかけなければ」
と思うかもしれません。
でも、親子留学の場合は、最初から共通点があります。
それが、
「子ども」
です。
子どもの学校。
子どもの年齢。
学校生活。
宿題。
放課後の過ごし方。
食事。
遊び場。
こうした話題があります。
例えば、
「何年生ですか?」
「この学校にはいつから通っていますか?」
「学校はどうですか?」
といった簡単な会話から始まることがあります。
最初から親しい友達を作ろうとする必要はありません。
まずは、
「顔を知っている人がいる」
という状態になるだけでも十分です。
学校の送り迎えがきっかけになることもある
子どもの学校によっては、送り迎えの時間に他の保護者と顔を合わせることがあります。
毎日同じ時間帯に会う。
同じ場所で待つ。
子ども同士が話している。
こうした小さな接点が、親同士の会話につながることがあります。
最初は、
「Good morning」
「Hi」
くらいでも構いません。
何日か顔を合わせているうちに、
「今日は早いですね」
「お子さん、元気ですね」
といった会話に変わることもあります。
人間関係は、必ずしも一度の出会いでできるものではありません。
何度か顔を合わせることそのものが、つながりのきっかけになる
ことがあります。
英語が苦手でも、会話は始められる
「でも、私は英語が苦手だから……」
という方もいるでしょう。
これは海外生活を始めるときによくある不安です。
ただ、親同士の会話では、難しい英語を使わなければならないとは限りません。
例えば、
「How old is your child?」
「Which school?」
「How long have you been here?」
といった簡単な質問でも、会話のきっかけになります。
そして、相手も英語を母語としていない場合があります。
お互いに完璧な英語を話す必要はありません。
言葉が足りなければ、
笑顔。
ジェスチャー。
スマートフォンの翻訳。
写真。
こうしたものを使ってもいいでしょう。
海外でのコミュニケーションは、
完璧な英語を話すことより、伝えようとすること
から始まる場合があります。
日本人のママ友だけを探す必要もない
親子留学をすると、
「日本人の友達がいないと困るのでは?」
と考える方もいます。
もちろん、日本語で話せる人がいることは安心につながります。
日本の学校事情。
日本の家族とのこと。
日本の食事。
日本への帰国。
など、共通する話題も多いからです。
一方で、現地で出会うのは日本人だけとは限りません。
フィリピン人の保護者。
他の国から来た家庭。
現地に住んでいる外国人。
さまざまな人と出会う可能性があります。
親子留学だからこそ、
「日本人のママ友を作る」
だけを目的にしなくてもいいでしょう。
フィリピン人の親と話すことで見えてくることもある
現地の保護者と話すと、日本から来た親には分からなかったことを教えてもらえることがあります。
例えば、
学校周辺のこと。
子どもの遊び場。
買い物。
地域のイベント。
学校生活。
フィリピンの家庭での過ごし方。
などです。
もちろん、すべての人が同じ考え方をするわけではありません。
でも、現地で生活している人から直接話を聞くことで、
「ここではこういう考え方もあるんだ」
と知ることができます。
これは、親子留学ならではの経験の一つです。
「ママ友が多ければいい」というわけではない
ここは大切なところです。
親子留学をすると、
「たくさん友達を作らなければ」
と思う必要はありません。
1人でも、
「ちょっと聞ける人がいる」
だけで十分なことがあります。
例えば、
「この近くにスーパーありますか?」
「この学校のイベントはいつですか?」
「子どもが熱を出したら、どこに行っていますか?」
そんな質問をできる人が一人いるだけでも、海外生活では心強いものです。
友達の人数より、
安心して話せる関係があるか
のほうが大切です。

「毎日一緒に行動する友達」を作る必要もない
日本での「ママ友」という言葉から、
「いつも一緒に行動する関係」
をイメージする方もいるかもしれません。
でも、海外生活では、もっとゆるいつながりでも十分です。
学校で会ったら話す。
困ったときにメッセージする。
たまに一緒に食事する。
子ども同士を遊ばせる。
それくらいの距離感でもいいでしょう。
親子留学は滞在期間が決まっていることも多いため、無理に深い人間関係を作ろうとしなくても大丈夫です。
人間関係で疲れないことも大切
海外に来たからといって、
「現地の人と積極的に交流しなければ」
と頑張りすぎる必要はありません。
人付き合いが好きな人もいれば、
一人の時間が好きな人もいます。
すぐに仲良くなる人もいれば、
少しずつ距離を縮める人もいます。
これは日本でも同じです。
だから、
「自分は社交的ではないから親子留学に向いていない」
と考える必要はありません。
自分に合った距離感で人と関わればいいのです。
「一人でいること」と「孤立すること」は違う
海外生活では、一人の時間を楽しむこともできます。
子どもが学校へ行っている間、
カフェに行く。
本を読む。
仕事をする。
買い物をする。
自分の勉強をする。
何もせず休む。
そんな時間もあります。
一人で過ごすこと自体は、悪いことではありません。
ただ、
「何か困ったときに相談できる人がまったくいない」
という状態は、少し不安があります。
だからこそ、
「毎日誰かと一緒にいる」
のではなく、必要なときに連絡できる人が一人、二人いるくらいを目安にしてもいいでしょう。
少し気になる方は、
「親子留学中に親が孤独を感じたら?|子どもだけでなく親の心も整える」も参考にしてください。
親子留学では「子どもの友達」から親の交流が広がることもある
子どもが学校で友達を作ると、その親と話す機会が生まれることもあります。
最初は、
「うちの子と遊んでくれてありがとう」
という一言だったかもしれません。
そこから、
「どこから来たんですか?」
「いつまで滞在しますか?」
という会話が始まることがあります。
つまり、
子どもの人間関係が、親同士のつながりを作ることもある
ということです。
反対に、親同士の交流から子ども同士の交流が生まれることもあります。
親子留学では、このように親と子の人間関係が完全に別々ではありません。
子ども同士の友達についてはこちらも参考に
子どもの友達については、別の記事で詳しく紹介しています。
👉 親子留学で友達はできる?子どもが海外で人とつながるまで

親同士の交流と子ども同士の交流は少し違います。
子どもの場合は遊びや学校生活がきっかけになります。
親の場合は、学校や送迎、子どもの話、生活情報などがきっかけになります。
それぞれの違いを知っておくと、親子留学での人間関係をイメージしやすくなります。
「ママ友を作る」より「話せる人を増やす」と考える
個人的には、
「ママ友を作らなければ」
と考えすぎないほうがいいと思います。
むしろ、
「少し話せる人を増やしていく」
くらいの感覚でいいでしょう。
学校で会えば挨拶する。
困ったことがあれば質問する。
おすすめのお店を聞く。
子どものことを話す。
たまに一緒に食事する。
こうした小さな交流が積み重なっていけば、それで十分です。
親自身が楽しんでいる姿も子どもに伝わる
親子留学では、
「子どもに英語を学ばせる」
ということが目的になりやすいです。
でも、親自身が新しい人と出会ったり、
「今日はこんな人と話したよ」
と楽しそうに話したりすることも、子どもにとって一つの経験になります。
子どもからすると、
「知らない人とも話していいんだ」
「英語が完璧じゃなくても大丈夫なんだ」
という姿を親から学ぶこともあります。
親が挑戦する姿は、言葉で説明するより伝わることがあります。
逆に、無理して人付き合いをする必要はない
もちろん、
「人と交流することが大切」
だからといって、無理をする必要はありません。
合わない人とは距離を置いていい。
疲れた日は一人で過ごしていい。
誘われても予定があれば断っていい。
毎回一緒に行動しなくてもいい。
海外生活だからこそ、
「断ること」
も必要になる場合があります。
親子留学を楽しく過ごすためには、人間関係まで頑張りすぎないことも大切です。
「相談できる人」がいると海外生活の見え方が変わる
海外で生活していると、小さな疑問が出てきます。
「これって普通なのかな?」
「どこで買えるんだろう?」
「学校ではどうしているんだろう?」
「この場合はどうすればいい?」
日本ならすぐに検索できることでも、現地では状況が違うことがあります。
そんなとき、
「これ、どうしていますか?」
と聞ける人がいると、とても助かります。
必ずしも親友である必要はありません。
同じ学校に子どもを通わせている保護者。
近所の人。
現地で知り合った人。
そうした人との小さなつながりが、海外生活の安心感につながることがあります。
親子留学で人間関係を作ることも、海外経験の一部
親子留学の価値は、英語の勉強だけではありません。
知らない場所へ行く。
知らない人と話す。
分からないことを聞く。
自分から挨拶する。
違う文化の中で生活する。
こうした経験そのものにも意味があります。
親にとっても同じです。
日本では出会わなかった人と話す。
違う価値観を知る。
自分の考え方を少し見直す。
そうした経験が、帰国後にも残ることがあります。
「友達ができるか」より「自分から一歩出られるか」
親子留学前に、
「ママ友ができるかな?」
と心配するのは自然なことです。
でも、
「できるか、できないか」
だけを考える必要はありません。
まず、
「Hello」
と言ってみる。
笑顔で挨拶する。
子どものことを聞いてみる。
分からないことを質問する。
それだけでも十分です。
そこから関係が続くかどうかは、相手との相性やタイミングもあります。
だから、
「友達を作らなければ」ではなく、「一歩だけ話してみる」
くらいの気持ちでいいのではないでしょうか。
まとめ|親子留学では、親にも新しい人間関係が生まれる
親子留学では、
「子どもに友達ができるかな?」
という心配だけでなく、
「自分にも話せる人ができるかな?」
という不安を持つ保護者もいます。
でも、親子留学では、
学校。
送迎。
子どもの友達。
公園。
買い物。
地域の活動。
など、親同士が知り合うきっかけはさまざまです。
英語が完璧でなくても、最初は簡単な挨拶から始められます。
そして、たくさんの友達を作る必要もありません。
困ったときにちょっと聞ける。
学校のことを少し話せる。
たまに一緒に食事をする。
そんな関係が一つあるだけでも、海外生活は少し安心できるものです。
また、無理に人付き合いを増やす必要もありません。
一人の時間を大切にしながら、自分に合った距離感で人と関わればいいのです。
親子留学は、子どもだけが新しい環境に入る経験ではありません。
親もまた、新しい人や文化に出会う経験です。
「ママ友を作らなければ」と考えすぎず、
まずは一人に挨拶してみる。
一つ質問してみる。
少し会話してみる。
そんな小さな一歩から始めてみてください。
思っていたより自然に、海外での人とのつながりが生まれるかもしれません。
親子留学では、子どもだけでなく、親自身も新しい環境の中で人とのつながりを作っていくことになります。
学校やカフェなどでの交流をきっかけに親同士がつながることもありますが、そうした時間も含めて、ドゥマゲッティで親子が実際にどのような一日を過ごすのかをイメージしておくと、現地での生活がより具体的になります。
「親子留学の1日ってどんな感じ?ドゥマゲッティでの生活を紹介」 も参考にしてください。
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