セブとドゥマゲッティを比較|物価の違いは親子留学の家計をどう変える?

セブとドゥマゲッティの物価を比較し、都市部の生活費と地方都市の生活費の違いが親子留学の家計や子どもとの時間に与える影響を表現した比較イメージ ドゥマゲッティってどんなところ

親子留学を考えるとき、

「学費はいくら?」

「航空券はいくら?」

「宿泊費はいくら?」

という計算をすると思います。

でも、実際に海外で暮らし始めると、それだけではありません。

毎日の朝食。

スーパーでの買い物。

野菜や果物。

肉や魚。

飲み物。

洗剤やトイレットペーパー。

交通費。

外食。

子どものちょっとしたおやつ。

病院に行くときの費用。

こうした小さな支出が、毎日積み重なっていきます。

だから親子留学の都市選びでは、

「留学費用が安いか?」だけではなく、「そこで暮らした場合、毎月どんな家計になるのか?」

まで考えることが大切です。

  1. 「セブもドゥマゲッティも同じフィリピン」だから物価も同じ?
  2. まず、「物価」と「インフレ」は違います
  3. それでも、なぜドゥマゲッティの生活費が安く感じられるのか?
  4. ドゥマゲッティでは「市場」が家計を助けてくれる
  5. セブには「安いもの」がないわけではない
  6. ドゥマゲッティも「全部が安い」わけではない
  7. 親子留学で一番大きいのは「食費」だけではない
  8. 家賃の差は「子どものためのお金」に変えられる
  9. 「安いからドゥマゲッティ」ではない
  10. お母さんが考えるべきは「安さ」ではなく「余白」
  11. セブは「お金を使う価値」がある街でもある
  12. ドゥマゲッティは「お金を使わない時間」に価値がある
  13. 「都会に行けば子どもの可能性が広がる」は本当?
  14. 「少ないからこそ、自分で選ぶ」という考え方
  15. 公的統計から見ても、物価は「固定された数字」ではない
  16. 親子留学の家計は「固定費」と「変動費」に分けて考える
    1. 固定費
    2. 変動費
  17. お母さんが本当に気にするべきなのは「1か月いくら」だけではない
  18. 物価の安さが「子どもの経験」を増やすこともある
  19. 「有名なセブ」と「無名に近いドゥマゲッティ」
  20. では、物価が安いドゥマゲッティを選べば正解なのか?
  21. 最後に、お母さんに聞きたいこと
  22. まとめ|物価比較の本当の意味は「何にお金を使うか」

「セブもドゥマゲッティも同じフィリピン」だから物価も同じ?

これは、よくある疑問です。

確かに、どちらもフィリピンです。

同じ通貨を使います。

同じ国の商品も売っています。

同じようなスーパーもあります。

では、生活費も同じなのでしょうか?

実際には、そう単純ではありません。

日本でも、

東京と地方都市では、

家賃が違う。

土地代が違う。

飲食店の価格帯が違う。

生活圏が違う。

ということがあります。

フィリピンでも同じように、

都市の規模や土地、商業環境、観光客の多さなどによって、生活コストの感じ方は変わります。

過去のDEEC記事でも、マニラ・セブ・ドゥマゲッティの家賃や食費などを比較し、ドゥマゲッティは生活コストを抑えやすい街として紹介してきました。

まず、「物価」と「インフレ」は違います

ここは今回、あえて説明しておきたいところです。

フィリピン統計局(PSA)が発表しているCPI、つまり消費者物価指数を見ると、2026年7月の総合インフレ率は、

セブ市:8.4%

ネグロス・オリエンタル州:6.0%

でした。

ただし、

「セブの物価は8.4%」

「ドゥマゲッティの物価は6%」

という意味ではありません。

これは前年同月と比べて、物価がどれくらい上昇したかを示す数字です。

つまり、

「現在の値段そのもの」を直接比較している数字ではない

ということです。

ここを間違えると、

「セブは8.4%高くて、ドゥマゲッティは6%安い」

という誤った理解になってしまいます。

DEECでは、こうした公的統計と、実際に生活して感じる物価を分けて考えることが大切だと考えています。

それでも、なぜドゥマゲッティの生活費が安く感じられるのか?

では、実際の暮らしでは何が違うのでしょうか。

一番大きいのは、

「生活の選択肢が違う」

ことだと思います。

セブには、大型ショッピングモールがあります。

高級レストランがあります。

外国人向けのサービスがあります。

コンドミニアムがあります。

国際的な商品もたくさんあります。

つまり、

お金を使おうと思えば、いくらでも使える街

です。

これはセブの大きな魅力でもあります。

一方、ドゥマゲッティでは、

市場で買う。

ローカルの店で買う。

近所で食事をする。

トライシクルで移動する。

必要なものだけ買う。

という生活を組み立てやすい。

だから、

「物価が安い」というより、「お金を使わなくても生活が成立しやすい」

という側面があります。

ドゥマゲッティでは「市場」が家計を助けてくれる

ドゥマゲッティで生活するなら、公設市場は重要な存在です。

過去のDEEC記事でも、ドゥマゲッティの市場には野菜、果物、肉、魚などが並び、日常の食材を購入する場所として利用していることが紹介されています。

親子留学では、

「毎食レストラン」

という生活をする必要はありません。

市場で野菜を買う。

果物を買う。

肉や魚を買う。

簡単なものを自炊する。

必要なときだけ外食する。

こうした生活にすると、家計の組み立て方がかなり変わります。

これは単に「安いから良い」という話ではありません。

子どもと一緒に現地の市場で買い物をすること自体が、海外生活の経験になる

という点もあります。

セブには「安いもの」がないわけではない

もちろん、ここも誤解してはいけません。

セブだから何でも高いわけではありません。

ローカル市場もあります。

ローカルレストランもあります。

安い食堂もあります。

フィリピン人が普段使う店を利用すれば、セブでも生活費を抑えることはできます。

ただ、都市の規模が大きいため、

「外国人向け」

「観光客向け」

「高級住宅街向け」

「大型商業施設」

など、さまざまな価格帯が存在します。

つまり、

セブは「安く暮らせない街」ではなく、「選択肢が多く、生活スタイルによって支出が大きく変わりやすい街」

と考えたほうが正確です。

ドゥマゲッティも「全部が安い」わけではない

反対に、

「ドゥマゲッティなら何でも安い」

というのも違います。

日本の商品。

輸入食品。

外国ブランドの商品。

一部の加工食品。

こうしたものは、地方都市だから必ず安くなるわけではありません。

過去記事でも、ローカルの肉・魚・野菜などは比較的安く感じる一方、加工食品などは大きく変わらないという整理があります。

つまり、

「何を買うか」

によって差が出ます。

親子留学で一番大きいのは「食費」だけではない

物価比較というと、食費ばかりに目が行きます。

でも親子留学の場合、もっと大きな支出があります。

それが、

家賃です。

過去のDEECの比較記事では、家具付き1LDKの家賃について、マニラ・セブ・ドゥマゲッティを比較し、ドゥマゲッティのほうが低い価格帯で物件を探しやすいという整理をしています。

もちろん、家賃はエリア、物件の状態、家具、契約期間などによって大きく変わります。

だから、

「ドゥマゲッティなら必ず○万円」

とは言えません。

しかし、

都市の家賃水準が違えば、毎月の固定費にも差が出る

ということは理解しておくべきです。

家賃の差は「子どものためのお金」に変えられる

ここが親子留学では重要です。

例えば、

毎月の住居費を少し抑えられたとします。

その差額を、

子どものアクティビティ。

休日の体験。

英語教材。

スポーツ。

旅行。

自然体験。

家族での食事。

に回すことができます。

つまり、

「安く暮らす」こと自体が目的なのではなく、限られた予算をどこに使うか

という問題なのです。

セブとドゥマゲッティの物価と買い物環境を比較し、都市部の大型商業施設と交通量の多い街並み、ドゥマゲッティの海沿いの市場で親子が野菜を選ぶ様子を対比したイメージ

「安いからドゥマゲッティ」ではない

DEECが親子留学でドゥマゲッティを紹介するとき、

「安いから来てください」

と言いたいわけではありません。

むしろ、

「同じ予算なら、何にお金を使いたいですか?」

と考えてほしいのです。

例えば、

セブで生活費に多くのお金を使う。

その代わり都市の便利さを得る。

これも一つの選択です。

ドゥマゲッティで生活費を抑える。

その分、子どもとの体験にお金を使う。

これも一つの選択です。

どちらが正解ということではありません。

お母さんが考えるべきは「安さ」ではなく「余白」

親子留学で大切なのは、

家計に余白があることです。

毎月の生活費がギリギリ。

食費を削らなければならない。

子どもをどこにも連れて行けない。

ちょっとした出費が怖い。

これでは、海外生活を楽しむ余裕がありません。

反対に、

「今日は市場で買い物してみよう」

「週末は海へ行こう」

「この料理を食べてみよう」

「今日は子どもとゆっくりしよう」

と思える余裕があれば、親子留学の経験は大きく変わります。

だから、

物価の比較は「節約」の話ではなく、「親子の心の余裕」の話でもある

のです。

セブは「お金を使う価値」がある街でもある

ここも公平に考えましょう。

セブには、ドゥマゲッティにはない魅力があります。

大型商業施設。

多様なレストラン。

専門医療。

教育機関。

エンターテインメント。

国際的なサービス。

ショッピング。

これらは、確かにお金を払う価値があります。

子どもが都会の環境を経験できる。

さまざまな国の人と出会える。

多様な文化に触れられる。

そうした経験を重視する家庭なら、セブの生活費が多少高くても、それ以上の価値を感じるかもしれません。

ドゥマゲッティは「お金を使わない時間」に価値がある

一方、ドゥマゲッティでは、

海を見る。

散歩する。

市場へ行く。

公園へ行く。

近所の人と話す。

家族で食事をする。

何もしない。

そんな時間もあります。

そして、必ずしも大きなお金を使う必要がありません。

これは、親子留学では意外と大きな価値です。

子どもに必要なのは、

毎日何かを買ってあげることではありません。

毎日どこかへ連れて行くことでもありません。

一緒に過ごす時間そのもの

が大切な場合もあります。

「都会に行けば子どもの可能性が広がる」は本当?

ここで、お母さんに一つ考えてほしいことがあります。

都会には選択肢がたくさんあります。

学校が多い。

習い事が多い。

施設が多い。

お店が多い。

人が多い。

だから、

「都会のほうが子どもの可能性が広がる」

と考えるかもしれません。

確かに、それは一面では正しいでしょう。

でも、

選択肢が多いことと、子どもがその選択肢を経験できることは同じでしょうか?

毎日忙しい。

移動に時間がかかる。

生活費が高い。

親が疲れる。

そうなれば、目の前にある選択肢を使う余裕がなくなることもあります。

「少ないからこそ、自分で選ぶ」という考え方

ドゥマゲッティはセブほど何でもありません。

でも、

「ないから困る」

だけではありません。

「今日は何をしよう?」

「どこへ行こう?」

「何を食べよう?」

「市場で何を買おう?」

子どもと一緒に考える。

親子で選ぶ。

工夫する。

現地の人に聞く。

こうした経験も、

選択肢教育

の一つだとDEECでは考えています。

公的統計から見ても、物価は「固定された数字」ではない

ここでも、最新の公的データを確認しておきましょう。

フィリピン統計局によると、2026年7月のセブ市の総合インフレ率は8.4%でした。

一方、ドゥマゲッティを含むネグロス・オリエンタル州では6.0%でした。

また、ネグロス・オリエンタル州では、2026年7月に食品の中でも野菜、魚介類、穀類など、それぞれ異なる価格上昇率が記録されています。

つまり、

「物価」というものは一つの数字ではありません。

食べ物。

住居。

交通。

光熱費。

日用品。

医療。

それぞれ動き方が違います。

だから親子留学の予算を考えるときは、

「ドゥマゲッティは○%安い」

のような一つの数字だけで判断するのではなく、

自分たちの生活で何にお金を使うのか

を考える必要があります。

親子留学の家計は「固定費」と「変動費」に分けて考える

おすすめしたいのが、この考え方です。

固定費

家賃。

学校費用。

通信費。

保険。

契約型サービス。

変動費

食費。

交通費。

外食。

買い物。

レジャー。

子どものアクティビティ。

こうして分けると、

「どこで節約できるのか」

が見えてきます。

例えば、家賃を少し抑える。

市場を利用する。

徒歩やトライシクルを活用する。

外食を毎日にしない。

そうすれば、生活の質を落とさずに支出を調整できる可能性があります。

生活費だけでなく、親子留学全体の予算を考えるときは、学費についても「安い・高い」だけではなく、教育環境とのバランスで考えることが大切です。

DEECセブとドゥマゲッティを比較|学費について考える、子どもの教育に本当に必要なお金

お母さんが本当に気にするべきなのは「1か月いくら」だけではない

もちろん、

「月10万円で暮らせますか?」

という質問は大切です。

でも、もう一つ、

「その10万円で、どんな生活ができますか?」

と考えてください。

同じ金額でも、

毎日渋滞の中を移動する生活。

大型施設を中心に生活するスタイル。

市場で買い物する生活。

海の近くで過ごす生活。

学校の近くに住む生活。

では、まったく違います。

物価の安さが「子どもの経験」を増やすこともある

例えば、

生活費を抑えられたことで、

週末に家族で近くの島へ行く。

ダイビングをする。

自然体験をする。

現地の料理を食べる。

子どもが参加できるアクティビティを経験する。

そんな使い方ができるかもしれません。

つまり、

節約したお金を貯め込むのではなく、子どもの経験に変える。

これが親子留学では面白いところです。

「有名なセブ」と「無名に近いドゥマゲッティ」

セブは、日本でも非常に有名です。

検索すれば情報が大量に出てきます。

学校も多い。

留学エージェントも多い。

SNS情報も多い。

だから安心感があります。

一方、ドゥマゲッティは、日本ではまだ知られていません。

だから、

「そんな田舎に行って大丈夫?」

と思うお母さんもいるでしょう。

でも、

知名度と生活コストは、必ずしも比例しません。

むしろ、

有名だからこそ人が集まり、

人が集まるから都市化が進み、

都市化が進めば生活コストも変わる。

そんな構造もあります。

では、物価が安いドゥマゲッティを選べば正解なのか?

いいえ。

ここが一番大切です。

ドゥマゲッティがすべての家庭に合うわけではありません。

都会の便利さが必要な家庭もあります。

医療へのアクセスを重視する家庭もあります。

子どもが大都市の刺激を求める場合もあります。

買い物や娯楽を重視する家庭もあります。

だから、

「安いからドゥマゲッティ」

ではなく、

「我が家が大切にしたいものに、予算をどう配分するか」

で考えてください。

最後に、お母さんに聞きたいこと

親子留学に使えるお金が決まっているとします。

その予算を、

「便利な街で暮らすこと」

に多く使いますか?

それとも、

「子どもの経験」

に多く使いますか?

もちろん、答えは家庭によって違います。

でも、もし、

「できるだけ子どもにいろいろな経験をさせたい」

と思っているのであれば、

生活コストを抑え、その分を子どもの経験に回す

という選択肢もあります。

これが、ドゥマゲッティという街を親子留学先として考える理由の一つです。

まとめ|物価比較の本当の意味は「何にお金を使うか」

セブとドゥマゲッティを物価だけで比較すると、

「どちらが安い?」

という話になります。

でも、親子留学では、それだけではありません。

セブには都市としての豊富な選択肢があります。

その分、生活スタイルによって支出も大きく変わります。

ドゥマゲッティには、大都市ほどの選択肢はありません。

一方で、ローカル市場などを利用しながら、比較的コンパクトな生活を組み立てやすいという特徴があります。過去のDEEC記事でも、市場で野菜、果物、肉、魚などを購入する生活が紹介されています。

また、最新のPSA統計では、2026年7月の総合インフレ率はセブ市8.4%、ネグロス・オリエンタル州6.0%でした。ただし、これは都市間の物価水準そのものではなく、前年同月からの価格上昇率です。

だから、

「ドゥマゲッティは何%安い」

という単純な比較ではなく、

「我が家は何にお金を使いたいのか?」

を考えてください。

家賃に使うのか。

食費に使うのか。

移動費に使うのか。

それとも、

子どもの経験に使うのか。

親子留学で本当に大切なのは、

安く暮らすことではありません。

限られた予算の中で、

子どものために何を残せるか。

そして、

親子でどんな時間を過ごせるか。

もし、ここまで読んでも「そもそも、親子留学ってお金持ちの家庭じゃないと難しいのでは?」という不安が残っているなら、実際にどんな家庭が親子留学をしているのかも知っておくと安心です。

DEECフィリピン親子留学ってお金持ちじゃないと無理?実際に来られるご家庭の話 も参考にしてください。

親子留学先を選ぶときは、物価の安さだけでなく、家賃・食費・交通費などを含めた家計全体で考えることが大切です。セブとドゥマゲッティの街の違いから比較してみると、暮らしにかかる費用もイメージしやすくなります。

DEEC「セブとドゥマゲッティを比較|街の特徴は子どもの環境で考えるとどう違う?」  も参考にしてください。

ドゥマゲッティ親子留学の買い物事情|スーパー・市場・日用品を現地でそろえる方法
親子留学では、毎日の食事や日用品などの買い物も海外生活の一部です。ドゥマゲッティでスーパーや市場を利用するときに知っておきたいことや、親子で無理なく買い物をするためのポイントを紹介します。

【フィリピン統計局(PSA)|セブ市 消費者物価指数・2026年7月】

Just a moment…

【フィリピン統計局(PSA)|ネグロス・オリエンタル州 消費者物価指数・2026年7月】

Just a moment…
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