親子留学を家族のイベントで終わらせない|帰国後につなげたいことを先に考える

親子留学の経験を帰国後の学びや成長、将来の選択肢につなげていく親子の後ろ姿。 ドゥマゲッティ留学

親子留学を決めるときは、どうしても「いつ行くか」「どこへ行くか」「何をするか」に意識が向きます。

もちろん、出発までの準備は大切です。

でも、親子留学を家族にとって意味のある経験にするためには、もう一つ考えておきたいことがあります。

それが、「帰国した後、この経験をどうつなげていくか」です。

留学は、帰国した日に終わるものではありません。

海外で見たもの、聞いたこと、困ったこと、できるようになったことなどが、その後の子どもの考え方や行動に少しずつ影響することがあります。

だからこそ、出発前から帰国後のことを少しだけ考えておく意味があります。

親子留学を「行って終わり」にしない

親子留学というと、現地で英語を学んだり、海外の学校に通ったり、親子で外国の生活を経験したりすることが中心になります。

しかし、本当に大切なのは、その経験を持って日本へ帰ってきた後かもしれません。

例えば、海外で初めて自分から先生に質問した子どもが、帰国後にも以前より積極的に質問するようになる。

現地でいろいろな国の子どもと接したことで、日本とは違う考え方があることを知る。

自分で買い物をしたり、困ったことを自分で伝えたりした経験から、少しずつ自分で考えて行動するようになる。

こうした変化は、帰国した瞬間に大きく表れるとは限りません。

何気ない日常の中で、少しずつ見えてくることもあります。

帰国後につながるものを、出発前に考えてみる

では、具体的に何を考えておけばよいのでしょうか。

難しい計画を作る必要はありません。

家族で「今回の親子留学で、帰国した後にも残っていたらいいな」と思うものを考えてみるだけでも十分です。

子どもの興味を残す

海外で初めて見たものが、子どもの新しい興味になることがあります。

現地の学校、スポーツ、食文化、自然、街の様子、人との交流など、何がきっかけになるかは分かりません。

「英語が上達したか」だけではなく、「何に興味を持ったのか」を見ておくことも大切です。

帰国後にその興味を日本でも調べたり、本を読んだり、実際に体験したりすることができます。

海外でできたことを、日本でも続けてみる

海外で子どもが自分から行動できたことがあれば、それを日本でも続けてみる方法があります。

例えば、店員さんに自分で注文した経験。

先生に質問した経験。

初対面の人に話しかけた経験。

自分で荷物を管理した経験。

これらは、留学先でしか使えない力ではありません。

日本に帰ってからの日常生活でも、少しずつ使っていくことができます。

親子留学の経験を振り返り、帰国後の学びやこれからの目標について親子で話し合う様子。

「英語力」だけを成果にしない

親子留学では、どうしても英語力がどのくらい伸びたのかが気になります。

もちろん、英語を学ぶことは大切です。

ただ、海外で得られるものは英語だけではありません。

人との関わり方。

自分の気持ちを伝えること。

違う考え方を知ること。

困ったときにどうするか考えること。

自分で選ぶこと。

そして、「自分が知らない世界がある」と気づくこと。

こうした経験も、帰国後の子どもの中に残っていく可能性があります。

だから、帰国後に「英語がどれだけ話せるようになった?」だけを確認するのではなく、

「何が一番印象に残った?」

「日本に帰ってきて、何か違って見える?」

「またやってみたいことはある?」

そんな会話をしてみるのもよいでしょう。

親子留学の経験を、親子の会話につなげる

帰国後は、子どもの変化だけを見る必要もありません。

親自身も海外でさまざまなことを感じています。

日本との違いに驚いたこと。

便利だと思ったこと。

逆に、不便だと感じたこと。

子どもの意外な一面を見たこと。

親自身の考え方が変わったこと。

そうした経験を親子で話すことも、留学後の大切な時間になります。

同じ場所に行っても、親と子どもでは見えているものが違います。

「お母さんはこう感じたけど、あなたはどうだった?」

そんな会話から、子どもの考えを知ることができるかもしれません。

帰国後の「答え」を先に決めなくていい

ここで大切なのは、帰国後の成果を最初から決めすぎないことです。

「留学したら英語を話せるようになってほしい」

「自信をつけてほしい」

「将来は海外の学校へ進んでほしい」

といった期待を持つこと自体は悪いことではありません。

ただ、子どもが実際に何を感じ、何に興味を持つのかは、行ってみなければ分からない部分があります。

親が想像していた方向とは違うところに、子どもの新しい興味が生まれることもあります。

それも親子留学の大切な部分です。

だからこそ、出発前に帰国後の答えを決めるよりも、家族それぞれが「何を経験したいのか」「どんなことを大切にしたいのか」を整理しておくことが大切です。

親子留学を決める前に家族で確認しておきたいことを具体的に整理したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

DEEC 「親子留学を決める前に家族で確認したい20の質問|行く前に話しておきたいこと」  も参考にしてください。

「帰国後につながるもの」を一つだけ持ち帰る

たくさんの成果を求める必要はありません。

「帰国後も続けてみたいことを一つ見つける」

くらいの気持ちでも十分です。

例えば、

海外で興味を持ったことを調べる。

英語の本を読んでみる。

外国の友達との交流を続ける。

海外について家族で話す。

新しい習い事を始める。

将来行ってみたい場所を調べる。

こうした小さなことでも、海外での経験がその後の生活につながっていきます。

親子留学を帰国後につなげていくためには、まず「海外で何を経験したか」だけでなく、「その経験が子どもの中に何を残したのか」を考えてみることが大切です。

英語力だけではなく、海外で見たもの、考えたこと、自分で行動したことが、帰国後の学校生活やその後の学び方に影響することもあります。

では、親子留学で得られるこうした経験には、帰国後どのような価値があるのでしょうか。

海外での経験を一度きりの思い出で終わらせず、子どもの視野や考え方、これからの選択肢につなげて考えたい方は、

DEEC「親子留学の本当の価値は帰国後にある?|子どもの視野と選択肢が広がる理由」  も参考にしてください。

親子留学は「経験を増やす」だけではない

親子留学の価値は、海外へ行ったという事実だけではありません。

そこで何を見て、何を感じ、何を考えたのか。

そして、その経験を帰国後にどう受け止めるのか。

そこまで含めて、親子留学という経験なのだと思います。

出発前から「帰国後はこうしよう」と細かく決める必要はありません。

ただ、

「この経験が帰国後の子どもの何かにつながったらいいね」

と家族で話しておく。

それだけでも、留学を見る視点が少し変わります。

DEECが大切にしている「選択肢教育」も、海外へ行くことだけを目的にはしていません。

海外で何かを経験することで、子ども自身が「こんな世界もあるんだ」「こんなこともできるんだ」と知り、その先の選択肢が少し広がっていく。

その経験を、帰国後の日常の中でも大切にしていく。

親子留学は、そんな長い流れの中の一つの経験として考えてもよいのではないでしょうか。

親子留学を帰国後の学びや家族の経験につなげていくためにも、出発前から家族で目的や期間、子どもの気持ち、帰国後に残したいものまで整理しておくことが大切です。

DEEC 「親子留学を考え始めたら、最初に家族で決めたいこと|目的より先に整理する5項目」   も参考にしてください。

あわせて読みたい↓

海外経験の差はいつ現れる?親子留学で子どもに残る力を考える
海外に行ったからといって、すぐに子どもの成長が目に見えるわけではありません。親子留学で得た経験は、帰国後の日常生活や進学など、時間が経ってから少しずつ表れることがあります。英語力だけではない海外経験の価値を考えます。


外部公式リンク↓

保護者のための10代留学ガイド | トビタテ!留学JAPAN | 文部科学省
10代の留学、保護者からのよくあるご質問(Q&A)〜保護者のための10代留学ガイド〜 「トビタテ!留学JAPAN」公式【文部科学省】


お問い合わせ↓

09 お問い合わせフォーム
無料相談・お問い合わせDEECでは、親子留学や子ども単独留学について、気軽にご相談いただけます。まだ具体的に決まっていなくても大丈夫です。まずはお気軽にメッセージをお送りください。まずは、気軽にご相談ください「留学について話を聞いてみたい」…

タイトルとURLをコピーしました