フィリピンに親子留学で来たお母さんにとって、意外と気になるのが「毎日の食事」です。
外食だけで済ませることもできます。
学校の近くで食事を買うこともできます。
でも、数週間、数か月と滞在するなら、
「今日は家で何を作ろう?」
という場面が必ず出てきます。
そんな時に知っておくと便利なのが、フィリピンの家庭料理です。
今回紹介するのは、
「トルタン・タロン」
です。
タロンはフィリピン語で「なす」。
トルタは卵料理やオムレツのような料理を指します。
つまり、日本語で簡単に言えば、
「フィリピン風なすの卵焼き」
です。
トルタン・タロンは「生活料理」として覚えておきたい
この料理を今回取り上げる理由は、豪華だからではありません。
むしろ逆です。
材料が少ない。
調理方法が簡単。
現地で食材を探しやすい。
肉を使わなくても満足感がある。
そして、比較的安く作れる。
親子留学でフィリピンに暮らすなら、こういう料理をいくつか覚えておくと、毎日の食事がかなり楽になります。
実際、フィリピンの料理サイトでも、トルタン・タロンはなす、卵、塩、油を基本材料としたシンプルな家庭料理として紹介されています。ご飯やバナナケチャップと一緒に食べるスタイルも一般的です。
トルタン・タロンのような家庭料理を一度作ってみると、海外での食事は「外食するか、日本食を探すか」だけではないことにも気づきます。現地で食材を買い、自分たちで作るという選択肢があるからです。
親子留学では、こうした毎日の食事をどうするかも、実際の生活を考えるうえで大切なポイントです。
「ドゥマゲッティ親子留学の食事事情|子どもと海外で安心して食べるためのポイント」 も参考にしてください。
まず「なす」を買ってみる
ドゥマゲッティで生活を始めたばかりのお母さんが、最初に覚えておきたい野菜の一つがなすです。
フィリピンでは、
「Talong」
と表示されていることがあります。
市場でもスーパーでも見つけやすい野菜です。
日本のなすと似たものもありますが、細長いタイプのなすを見かけることもあります。
トルタン・タロンには、こうした細長いアジア系のなすが使いやすいでしょう。
どこで買えばいい?
ドゥマゲッティで食材を買う場合、大きく考えると、
・ローカル市場
・スーパーマーケット
・近所の小さな商店
という選択肢があります。
親子留学で最初から市場に行くのが少し不安なら、まずスーパーで買ってみても構いません。
慣れてきたら市場にも行ってみる。
この順番でも十分です。
親子留学で現地に暮らしていると、こうした買い物も「観光」ではなく、家族の毎日の生活になります。何を買うか、どこで買うか、いくらなら買うか。そんな小さな判断を繰り返すこと自体が、海外で暮らすための生活力につながっていきます。
「ドゥマゲッティで子どもと買い物するときのコツ|市場・スーパーで学ぶ生活」 も参考にしてください。

市場で買うメリット
市場の魅力は、野菜を少量から買いやすいことです。
例えば、
「今日はなすを3本だけ」
という買い方がしやすい。
日本のスーパーのように、何本も袋に入った商品を買わなくてもいい場合があります。
短期の親子留学では、これは意外と重要です。
市場での買い物は、単に食材を安く買うためだけのものではありません。
何が売られているのかを見て、値段を比べ、必要なものを選ぶ。
親子留学中なら、子どもと一緒にこうした経験をすることもできます。
「ドゥマゲッティ親子留学の買い物事情|スーパー・市場・日用品を現地でそろえる方法」 も参考にしてください。
スーパーで買うメリット
一方、スーパーは価格表示があることが多く、
「いくらなのか分からない」
という不安が少なくなります。
初めてドゥマゲッティで生活する場合は、まずスーパーで価格感覚を覚え、その後に市場へ行く方法もおすすめです。
なすの価格は固定ではない
ここは、日本から来たお母さんにはぜひ覚えておいてほしいところです。
フィリピンの野菜価格は、
・季節
・天候
・収穫量
・市場とスーパーの違い
・購入量
などによって変わります。
そのため、
「なすは必ず1kg○○ペソ」
と覚えるより、
「その日の価格を見て買う」
という感覚を身につけるほうが、現地生活では役立ちます。
こういう小さな判断も、海外で暮らすときには大切な経験になります。
日本にいると、同じ野菜なら「だいたいいつも同じような値段」と考えて買うことができます。でも、海外で生活すると、今日は市場で買うのか、スーパーで買うのか、少し高くても必要だから買うのか、別の野菜に変えるのかなど、自分で考える場面が増えてきます。
私は、こうした経験も親子留学の大切な学びの一つだと思っています。英語の勉強だけではなく、「分からないけれど、見て、考えて、自分で選んでみる」。その繰り返しが、現地で暮らす力になっていくからです。
価格を見る時の基本
野菜を買う時には、
「1kgいくら?」
という表示を見ることがあります。
例えば1kg単位で価格が表示されていても、実際には1kgも必要ありません。
トルタン・タロンなら、親子3人で3本程度から作れます。
つまり、
「1kgの値段=今日払う金額」
ではありません。
公的な価格データも参考になる
フィリピン統計局(PSA)の小売価格調査を見ると、地域によって野菜価格にはかなり差があります。
例えば2026年8月上旬のDavao Orientalでは、なすの平均小売価格が1kgあたり₱65でした。一方、別地域では100ペソ台となるケースもあります。
つまり、フィリピン国内でも価格は一律ではありません。
だからこそ、ドゥマゲッティでは、
「今日、実際に買う店でいくらなのか」
を見ることが大切です。
そして、ここからが親子留学で料理をする面白さでもあります。
お母さん自身も、最初からフィリピンの食材や値段を全部知っているわけではありません。
知らない野菜を見て、値段を確認して、今日はこれを買ってみようと決める。そして家に持ち帰って、どう料理するかを考える。
子どもにとっては、そんなお母さんの姿を見ることも一つの経験になります。「大人だから何でも知っている」のではなく、分からない場所でも調べたり、人に聞いたり、考えたりしながら生活している。
その姿から、子ども自身も「分からなくてもやってみればいい」と感じることがあります。
親子3人なら何本必要?
今回の目安は、
なす3本
です。
子どもがよく食べる場合や、これをメインのおかずにする場合は4本にしても構いません。
ご飯を一緒に食べるなら、3本でもかなり使いやすい量です。
料理を実際に作ってみると、親子留学の食費も「毎月いくら」と大きく考えるだけではなく、一食にいくらかかるのか、どんな食材を選ぶのかという小さな単位から考えられるようになります。
「親子留学の費用チェックリスト|学費・生活費・渡航費を総額で整理」 も参考にしてください。
卵は1人1個を基本にする
基本的には、
なす1本に卵1個
くらいを目安にします。
親子3人なら、
卵3個。
これで作れます。
もう少し卵をしっかり絡めたい場合は4個にします。
親子3人分の材料
なす:3本
卵:3個
塩:少量
黒胡椒:少量
サラダ油:大さじ2~3程度
バナナケチャップ:好みで
ご飯:適量
親子留学では、学校で過ごす時間だけでなく、現地で食材を買って料理をすることも、海外で暮らす大切な経験の一つになります。
市場やスーパーで食材を選び、親子で料理を作り、食卓を囲む。
こうした日常の時間も含めて、ドゥマゲッティで親子が実際にどのような一日を過ごすのかを具体的にイメージしたい方は、
「親子留学の1日ってどんな感じ?ドゥマゲッティでの生活を紹介」 も参考にしてください。


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